Tsudoh店主タッキーのDIYコラム Vol.1
今年50歳になったので以前からやりたかったことをやろうかと思います。
2つあってまずは真空管オーディオアンプの製作。
これは中学の頃からやってみたいと思っていました。
ただ、真空管アンプはトランスなど高価で製作費もそれなりにかかってしまいます。
中級機のプリメインアンプ買うより高いと思います。
【写真1】80年代頃の初歩のラジオには毎月のように真空管アンプの製作記事が掲載されていた。アウトプットトランスだけで15000円くらいし、それが2台、電源トランス、チョークトランスとトランスだけで50000円以上でした。
そして高電圧を扱うので知識も経験も必要になります。
実はギター用のチューブアンプはこれまでに3台作ってるのである程度の知識、経験はあるつもりです。
チャンプとHIWATT DR504(50W/KT66)、Marshall JCM800(50W/EL34)です。
【写真2】8年くらい前に作ったギターアンプ。オーディオアンプとレイアウトなど違うけど基本的なところでは同じ。何度か感電した。
ギターアンプとオーディオアンプでは方向性が全く違いますが製作過程はだいたい共通です。
以前、小松のパーラーアコで300BとJBLオリンパスのサウンドを聞いて惚れました。
【写真3】小松駅前のパーラーアコ。JBLオリンパスと300B、マランツのプリアンプがメインのシステム。300BはWE管だ!普段はインフィニティの小型スピーカーを鳴らしている。
なので300Bを作ります。
まず1台目は300Bプッシュプルを作ります。
最初なのでキットを利用しパーツなど自分なりにカスタマイズしようと思います。
次にスクラッチで300Bシングル作りたいと思います。
店はそれなりに広く防音なのでやはりプッシュプルの18W+18Wの出力は魅力です。
そして、もうひとつやりたいのが自作スピーカーです。
バックロードホーンを作りたい。
【写真3】数年前にバックロードホーンを作ろうと思ったけど何かと忙しく未だに手付かずです。
これはやはり道具が肝になる。
良い工作をしようとするとやはりそれなりの道具を揃える必要がある。
製作にも時間がかかります。
自作アンプと自作スピーカーで聴くレコード、、、若いころからの憧れです。
人生を逆算していくとあと何台、アンプ、スピーカーの製作できるのか、、、
300Bプッシュプル、製作スタートしました。