Super Mos Boostは少ない部品点数でカンタンなキットです。作業時間は約1時間もあれば完成するでしょう。

今回は塗装加工されたケースが付属するプレミアムキットを製作してみましょう。

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最低限、必要な工具です。はさみ、小さめのマイナスドライバー(ノブの固定に使います)、プラスドライバー、小型のニッパー、ラジオペンチ、ハンダごてとハンダ。あとはナットを締めるのにボックスレンチなどあると便利ですがラジオペンチでもOKです。





作業しやすいように適当な入れ物に部品を出しましょう。 写真ではCD-Rのフタを利用しています。部品の取り付け順序ですが基本的には背の低い部品から取り付けます。このキットの場合は抵抗です。まずは4つの抵抗すべて基板に取り付けます。基板に密着させるようにしてください。(基板から浮かせないこと)



ハンダ付けします。余分なリードをニッパーでカットしますができるだけ根元からカットしてください。



基板の完成です。

アフターサポートで送られてくるキットの基板のほとんどがハンダ不良です。部品が丁寧に取り付けられていない(浮いている、傾いている)、余分リードのカットが長い、ハンダの盛りすぎなどです。



LEDのリードの短いほうに抵抗を取り付けます。ねじって絡めてハンダ付けして余分かリードをカットします。抵抗の反対側にはリード線を取り付けます。熱収縮チューブで絶縁処理してください。



ケースのLEDの穴に差し込みます。DCジャックを取り付けて上の図のようにLEDのリードを直接ジャックのプラスの端子に取り付けます。



スイッチを取り付けます。白いワッシャーは外側に取り付けます。LEDのマイナス側をスイッチに配線します。この配線はマニュアルを参考にしてください。

アフターサポートに送られているペダルの多くがスイッチやジャック、ポットのナットが緩んでいるということです。後から締めるつもりかもしれませんが最初からしっかりと締めてください。いい加減な作業の積み重ねが失敗につながります。



アウトプットジャックは写真のように端子を曲げてください。インプットジャックはGND側(リング側)だけを曲げます。ジャックのナットもはじめからしっかりと締めてください。



ボリュームポットにある出っ張り部分はラジオペンチで挟んで折ってください。簡単に折れます。ケースに取り付けます。ナットは最初からしっかりと締めます。DCジャックのセンターピンの端子と干渉しますのでDCジャックの端子を写真のように90度曲げてください。



最初にGND周りを配線します。そしてジャック〜スイッチを配線してください。配線はマニュアルのイラストを参考にしてください。



ポット、電源プラス、GNDの配線を引き出します。基板の位置を想定してだいたいの長さで引き出してください。基板に配線してINPUT、OUTPUTをスイッチにつなぎます。マニュアルの配線図を参考にしてください。



一度、アンプにつないで動作チェックをしてください。Super Mos Boostの場合、ボリュームをまわすとガリガリとノイズがでますがポットの不良ではありません。動作に問題がなければ基板に熱収縮チューブを被せて絶縁してください。これで完成です。