
出力電圧を可変できるクリーン電源ユニットです。2〜11Vの範囲で可変することができます。安定化した9V出力も搭載しています。可変電圧がわかるLEDインジケーター搭載!
【電圧を下げるメリット】
・歪み系やフィルター系では音がローファイになったり歪みの質感が変わります。
・アナログモジュレーション系では揺れが不規則になったりローファイになります。
・バッテリーのヘタって感じを再現
使用するアダプターにもよりますが固定出力1000mA、可変出力1500mAが定格規格の最大になります。(実際はこの80%程度でご使用ください)

 
 
アウトプットジャックは6個ありますので目的に応じて可変出力、9V出力、12V出力(スルー)を設定してください。006P乾電池と比較しても非常に小型です。
専用基板での組み立てなので簡単に製作できます。
お手持ちの12〜15V程度のACアダプターを使うことができます。その場合、プラグ形状、極性にご注意ください。

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Power
Stationオススメセット 5500円
加工済みのケースと必要なパーツ一式がセットになっています。初心者の方にオススメのセットです。
ケースは無塗装です。シール付属。
12V700mAアダプター付属
DCケーブルもどうぞ! |
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Power
Station 基板上キット 1700円
7809を使った9V安定化基板と可変レギュレーター317を使った電圧表示LED付き基板のパーツセットです。
ポットは1kΩx1をご用意ください。
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お電話でもご注文いただけます。076−265−4222
製作ガイド
組み立ては非常に簡単ですが少しのコツが必要です。また電気的な基礎知識がある方、三端子レギュレーター(7809、317)の使用方法を知っていることを前提としています。
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【基板の組み立て】
注意点はLEDの取り付け方です。90度まげて写真のように基板の縁にちょうど乗るようにします。
LEDレベルメーターはツェナーダイオード、シリコンダイオードの電圧降下を利用したエミッターフォロワー回路です。1素子あたり約0.7Vの電圧降下があります。
表示は目安程度にお考えください。 |
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【レギュレーターの取り付け】
リードを写真のように曲げます。特にメイン基板のレギュレーターはケースにフィットするように微調節してください。 |
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【ジャックの取り付け】
写真のように上面と横面のジャックのセンターピン同士をくっつけるように配置します。 |
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【ジャックの配線】
この配線は利用目的に応じてユーザーで決めてください。写真の例では9V固定出力を横のジャック、可変出力を上面のジャックとしています。
インプットジャックも取り付けます。この場合、センタープラスのアダプターを使うのでリング側をGNDにしています。
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【ボリウムの配線】
配線を引き出し熱収縮チューブで絶縁します。
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【基板の取り付け1】
ボリウムを取り付けます。
9Vレギュレーターの基板を取り付けます。レギュレーターの放熱部分をネジ留めします。
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【基板の取り付け2】
入力と出力をあらかじめ配線しておきます。基板をケースに取り付けた後からではハンダ付けがしにくいからです。
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【基板の取り付け3】
LEDを穴に入れます。レギュレータの放熱板の穴とケースの穴を合わせてネジ留めします。
レギュレーターの位置、LEDの位置の微調整が必要です。
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【完成】
それぞれの基板の入出力を配線して完成です。
テスターで安定して9Vが出ているか、可変するかチェックしてください。 |
【製作に必要なスキルについて】
基板レイアウトのみの簡素なマニュアルになります。全くの初心者向けではありません。回路は非常に単純です。三端子レギュレータ7809,317を使用しています。
以下の図のみでも製作が可能という方を対象としています。
 
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